【ios】 Provisioning Profile とは ~アプリ開発に必要な事務手続き~
公開日:
:
最終更新日:2014/02/07
ios
apple関連の事務手続きは本当にややこしくて、特にプロビジョニングプロファイルってなんじゃい状態だったので、まとめてみました。
どうやって作るかの具体的な手順は、サイトの構成などもころころ変わるし、いろんなブログでまとめられているので意味的なところだけです。
・管理サイト
iOS Dev Center
iosアプリの開発には様々な証明書や登録が必要になるのでここで登録します。
サイトトップページ右の方にちっさくCertificates, Idengtifiers & Profilesとあるのがリンクです。
・証明書の登録
必要な証明書には下記の種類があります。
+ 開発者
+ プッシュ通知(開発用)
+ AppStoreやAdHocアプリのリリース
+ プッシュ通知(製品用)
+ Passbook
+ Websiteプッシュ通知
開発者の登録だけでなく通知やPassbookを使うときも証明書の作成が必要ということ。
・IDの登録
登録が必要なIDには下記の種類があります。
+ アプリID = App ID xcode側ではBundle Identifierとなっているアレ。
+ Pass Type ID
+ Website Push ID
・デバイスの登録
デバッグで使用する実機を登録。
デバイスに登録してあるIdentifierを指定する。
・プロビジョニングプロファイルの登録
上記で登録した内容をグループにまとめたものをプロビジョニングプロファイルとして定義します。
Xcodeや開発機にはこのプロビジョニングプロファイルを入れないと動作しないので重要な情報となります。
開発時には
開発者が作成した証明書
対象のアプリID
使用する開発機
を登録したプロファイルを使用します。
つまり、
・開発者として登録した証明書をキーチェーンアクセスに登録したPCでないとビルド出来ません。
・開発機として登録したデバイスでないとインストール出来ません。
開発者が作成する証明書はキーチェーンアクセスから認証局に認証してもらい、appleのIDと紐付けられるので、オレオレ証明書のように無作為に作成されることを防いでいます。
また、デバイスの登録はデバイスにハードコードされたUUIDを登録します。
登録したIDでインストール先のデバイスを識別するのでこれまた適当な実機を使ってアプリを配布することが出来なくなります。
これまでは、まとめサイトを参考に写経のように設定してましたが、意味が分かると問題が起きた時に課題が整理しやすいですね。
以上
関連記事
-
-
【iphone】画面サイズを取得する
CGRect r = [[UIScreen mainScreen] bounds] CGFlo
-
-
【iphone】ARC関連エラー
ARCが出てくる前のサンプルコードをコピペすると「Automatic Reference Count
-
-
【iphone】アニメーション
2と4の間に、アニメーション後のUIViewの位置・形・透明度を設定します。 すると1の状態から3
-
-
【iphone】ゼロからのiPhoneアプリ開発で知っておきたい単語集
Androidアプリの開発から初めてiPhoneアプリ開発に取りかかるとベースとなる知識が違いす
-
-
【iphone】エントリポイント
エントリポイント AndroidではManifestファイルで始めに起動するActivityを指定
-
-
【iphone】モーダルビューを表示する
●表示するとき ViewController viewController_ =
-
-
【iphone】サーチバー関連Tips
●ソフトウェアキーボードを閉じる //mySearchBarはサーチバーのアウトレット
-
-
【iphone】自作アプリバージョンアップ時につまずいた
iphoneのアプリ管理・申請の事務処理はAndroidに比べて遥かに面倒で分かりにくい。 今
-
-
【iphone】プロジェクトにiOS標準ライブラリを追加する
プロジェクトナビゲーターを表示 画面左ナビゲーター最上部のプロジェクトエントリを選択 画面右
-
-
【iphone】URLを指定してsafariを起動する
これだけ [[UIApplication sharedApplication] openU
- PREV
- 【android】 APIバージョンによる動作の違い
- NEXT
- 【java】 リフレクションの使い方